ZINEつくりました

ZINEをつくりました。
昨年、両親へのプレゼントで渡したZINEの制作が楽しかったので、今年も。
写真左が昨年印刷会社に発注したもの。右は今年手製本したもの。



オカサトシさんという詩人がいます。わたしはオカサトシさんの詩がだいすきです。詩集を手製本で制作されているのですが、それに憧れてわたしも手製本でZINEをつくりました(ニコ)。

オカサトシさんには一度だけお会いしたことがあって、そのとき詩集をちょびっと拝見させていただいたのですがもう、ぬわっとなって。わかる!わかる〜〜!って。
オカサトシさんの詩は感性がないと読めないような詩ではなくて、かといって輪郭のあるような詩でもないのだけれど、なぜかすごくわかる、理解できる、というのが妙に心地良くって。あぁ、たぶんアタマじゃなくって身体が理解しているような感覚だと思います。

うーん。全然説明できてないですがとにかく、感動して、後日オカサトシさんの詩集が置いてある富山の古本屋<古本いるふ>に足を運んでGETしてきました(ニコォ)。
いるふさんはオカサトシさんが教えてくれた古本屋なのですが、こだわりがヒカル!めちゃ楽しい古本屋さんです、興味がある方は足を運んでみてください。

みなさんもオカサトシさんの詩にふれてほしい…!


ZINEの話に戻ると、そう、ZINEのタイトルについて書きます。
昨年、今年の母の日は何あげようかな〜、働き始めて実家に帰る回数も減って、会う機会も少ないし、わたしの生活がうっすらわかる何かにするか〜、と思い、気が向いたときに撮っていた日々の食事の写真、これをZINEにすることにしました。
食事の写真て、普段の生活が知らんうちに滲み出ちゃうものなんじゃないでしょうか。

写真に言葉も少々いれて補強されたZINEは「わたしの中身は誰のもの」というタイトルにしました。
このタイトルは直感で思いついたけれど、意識しているのはたぶん環境主義的なことで、
「人間の行動や人格の形成には少なからず食事も関わっているよね〜、極端だけど、食事がわたしをわたしたらしめているとすれば、わたしはもしかしたら、今食べているズッキーニを作った農家のおばあちゃんのものかもしれない‼︎アレェ!わたしは一体誰のもの⁉︎」
という妄想がタイトルの名付け親です。


で、今年の2冊目はいろいろとブラッシュアップし、食事の写真に限らずピンときたものをピックアップしたのと、日々書いている日記の言葉を抜粋して構成しました。
写真と日記が時間を超えてひとつの冊子になるのって、ロマンチックだね。
あと面白かったのが、写真と言葉の組み合わせ、順番によって雰囲気がくるくる変わること。見開きに収まった写真と言葉は互いに呼応するので、わたしはその残響を感じながら構成を考えるわけですが、残念ながらこの作業は糸で閉じて冊子になってからじゃないとできません。なんでか知らないけど完成しないと周りを見渡せないというか、呼応が始まらないというか。

ということで今回は3回の作り直しを経て最終決定版を両親に渡しました。昨年もそうですが、ZINEをやっとこさ作り終えた頃には父の日も過ぎているので母の日父の日兼用プレゼントということにしています。
来年はもっといいものを作るぞ〜!



最後に、万が一このZINEを読みたい方がいたら、差し上げますので是非ご連絡ください(ニコっ)。


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